文京区の社労士が考えるトランプ政権

アメリカは一強時代ではないものの、世界に大きな影響力を持つ国です。
トランプ政権の選択が遠く離れた日本の文京区で働く自分の生活を変える可能性がゼロではありません。
だから他国のことだからと無関心になることなく、日本を含む世界が進む道を見ていく必要があります。
善良な消費者が企業の抑止力になるように、民主主義の国であれば国民が政治に関心を持っていれば指導者たちは批判を受けないように動き世界が健全に回ります。

トランプ政権のいいところ

トランプ大統領は政治経験が全くないので、日本の政治家が上手く立ち回れば日本の良いように進められます。
経営者時代の彼はとても優秀で、社労士としても一緒に働いてみたいです。
しかし政治家としてのスキルは未知数であり、おだてられると上機嫌になりやすいところもあります。
それを利用して交渉していけば日本の希望を通せます。
また世界情勢についてはロシアとの歩み寄りの姿勢が見られます。
プーチン大統領に敬意を示しており、関係があまり良くないアメリカとロシアが協力できれば各地で起きている紛争が解決する手助けとなります。
トランプ大統領は北朝鮮に対しては妥協しない強い姿勢を見せたことで、非核化への第一歩が踏み出されたのも日本の安全に貢献しました。
核問題はまだ完全な解決には至っていませんが、金正恩氏はトランプ大統領の圧に負けているので日本とアメリカが友好関係である以上は拉致問題の解決といった日本の要望も通しやすい状態にあります。

トランプ政権の怖さ

トランプ政権に否定的な人の多くが、自国民しか見ていない姿勢を指摘します。
彼はアメリカ国民を守るために輸入品に高い関税をかけるなどの保護貿易を好んでいます。
アメリカとカナダ、メキシコで結んでいるNAFTAが国内の失業率を上げているという理由で離脱するなど、他国の経済状況を考えない経済政策が多いです。
輸出によって経済を回している国にとっては、アメリカが自由貿易に消極的なのは死活問題で日本も含まれます。
トランプ大統領は日本との貿易は不平等と主張し、自動車に高い関税をかけたがったこともあります。
日本の輸出先としてアメリカは大部分を占めるため、関税により輸出業が衰退すると国内経済が悪化します。
経営者として成功してきた彼は堂々としており強力な国のリーダー像に合っています。
しかしそれゆえに周りの意見を聞き入れず自分勝手な行動で悪い方向に向かいやすい怖さを持ちます。
広く意見を取り入れなければ世界に取り残されたアメリカになってしまいます。